2014年11月2日日曜日

パンドーロ


早いものでもう11月。これはイタリアのクリスマスに食べられるお菓子、パンドーロ。
上から見ると星形にくびれた台形をしています。
銀座三越地下にあるパン屋さん、Johan で見つけました。パネットーネの方が有名ですが私はこの生地だけのシンプルさが好きです。

 
ロゴを見るとどこかで見覚えが・・・パルマに住んでいた頃、ルームシェアーしていたイタリア人の同級生が夏休みに自宅へ招いてくれました。ヴェネトの片田舎。彼女のお母さんが車で近所のお菓子屋さんへ連れて行ってくれて、そこがこのサンレモというお菓子屋さんでした。包装紙にお菓子屋さんと、ご主人の顔が印刷されていて、私が日本人と分かるとご主人が日本でもうちのお菓子は売られているよと説明してくれました。確かにTokio を書かれています。日本人が絶対に行かないような田舎町に立派なお菓子屋さんが。イタリアは時々こういう驚きに出会いますが、まさかこのお店のお菓子に銀座で出会うとは!



ちなみにイタリアではよく、いただく直前に袋に同封されている粉砂糖をパンドーロの袋の中に直接入れ、袋の口をぎゅっと握り、皆の前で思いっきり袋を振って表面を粉砂糖で真白にしてから切り分けたりします。Johan では1年中売られているそうです。

2014年9月28日日曜日

Cream du chocolat

 
チョコレートのソフトクリーム。今年の夏のヒットでした。通っていた歯医者さんのすぐ近くにあり、ふとふと立ち寄ったら虜になりました。夏に何度食べたことでしょう。        
 
 

 
 
ベルギー、ダイアモンドカットの形のチョコレートで有名なDel Reyのお店にあります。
銀座コアビルの真裏。11月半ばまで食べられます。カカオの味と香りがたまりません。

これはパルマのK2(カッパドゥーエ)。2種類のアイスクリームで薔薇の花を描いてくれます。これもパルマのヒットでした。祐天寺駅前のアクオリーナもお勧め。つい途中下車してしまうほどおいしいイタリアンジェラートのお店です。

2014年9月1日月曜日

ホルンダーシロップ


来日したスローフードベルリンのメンバーから頂いたホルンダーシロップ。炭酸で割ったりアイスティーに入れたりこの夏爽やかな味を楽しみました。ベルリン郊外自然保護地域の森でおいしい時期を見計らって花を採取し、シロップにしたそうです。この木はドイツ中に生息。3メートル以上ににもなるという。イタリアではサンブ―コ、アニスの香りのお酒、サンブーカになります。実はブルーベリーのような小さな粒で、ジャムにして食べられています。

2014年5月29日木曜日

吟醸生酒



シュワシュワっとした爽やかなスパークリングタイプのお酒をいただきました。
最近このタイプの日本酒をみかけますが、これは和食にも合い、リンゴのような香りが
して口当たりよくいただけました。
活性純米吟醸酒「鮮」、石川県山中温泉のお酒です。
昨年横浜で開催された「アフリカ開発会議」の公式晩餐会で乾杯酒に選ばれた
そうです。

2014年4月14日月曜日

 
 
 

 
 
知り合い先生のお食事会で筍と紋甲いかの木の芽和えをいただきました。
上に素揚げしたつくしがのって・・・春ですね。
そして筍が春蘭と活けられていました。活花の材料にもなるなんて
                 びっくりです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2014年3月19日水曜日

招き猫

アルザスのスパークリングワイン。生産者の方が日本で招き猫が気に入り、ラベルにしたそうです。「Manekineko]と書いてありますが、日本の猫と一味違いますね。


合わせてアーモンドケーキを焼きました。ふわふわしておいしいケーキです。





2014年2月5日水曜日

レンズ豆


真空パックのビーツ(右奥)と一緒に入っていたレンズ豆です。スーパーなどで売られているアメリカ産のレンズ豆は直径5~6mmほどありますが、Bioで栽培されたイタリア産は半分ほどの大きさ。ふっくらしていておいしく、煮る時間も短くて便利です。レンズ豆は旧約聖書にも登場し、昔から食べられていたお豆で、人参、セロリ、玉ねぎなどとことこと煮たスープは寒い季節体が温まっていいものです。手前は青いトマトとイチジクを煮た甘いソース。まだ開けていないのでどんな味か楽しみです。以前届いた友人お手製のジャムは黄桃とチョコレートが入ったもの。こういう組み合わせもちょっと考えつかず面白いものでした。

ボルシチ


雪が降った寒い一日、夕方からボルシチを作りました。ビーツはトリノの友人から届いた真空パックのもの。トリノに住んでいた時、寒い2月の青空マーケットで、何やら腐ったようなものが並べられているのを見かけました。よく見ると、オーブンで焼いた玉ねぎとビーツ。時間がかかるものはこのようにして売られていて、皮をむけばすぐに使えます。ビーツも焼いた方がずっとおいしい。真空パックのものは皮もむかれてとても便利。残りはロシアンサラダにしましょうか・・・

2014年1月21日火曜日

モンテカッティーニのチャルダ(Cialda)


チャルダは昔からあるお菓子ですが、トスカーナの温泉で有名なモンテカッティーニの名物になっています。ゴーフルみたいでこれは刻んだアーモンドがウエハースに挟んであります。フレンツエェに住んでいた頃、近くに別荘を持つ知人が週末よく連れて行ってくれてお土産に買って帰ったものです。その知人が久しぶりに送ってくれました。

2014年1月10日金曜日

花作大根


山形おきたま伝統野菜の「花作大根」とお漬物を山形スローフードのEさんから送っていただきました。この大根はスローフードの味の方舟にも認定されている貴重なもの。肉質が硬く、甘みはありますが苦みも強くて生食には向かず、漬物として食べられてきました。我が家でも糠漬けにしたらとってもおいしかったです。大根は聖護院など各地で様々な名前の大根が栽培されていてルーツを探るのもおもしろいものです。

2014年1月4日土曜日

自家製レモンジャム

お正月も終わり、日常の時間が戻ってまいりました。今日は庭のレモンでジャムを作ってみました。レモンは手もかからず、無農薬でも立派なレ実が生ります。一昨年は2本の木から50個余りの大豊作。昨年暮れはなぜか寂しく10個ほど。例年

レモンチェッロを作ってもあまり売れないので、今年はジャムにしました。レモンの香りと甘酸っぱさが堪りません。

ブルーベリーの紅葉

これは昨秋の庭のブルーベリーです。秋になるとこんなにきれいに葉が色づきます。植えてからまだ日が浅いので小さな木ですが、大きな実が沢山生りました。これもジャムに。今年も楽しみです。