早いものでもう11月。これはイタリアのクリスマスに食べられるお菓子、パンドーロ。
上から見ると星形にくびれた台形をしています。
銀座三越地下にあるパン屋さん、Johan で見つけました。パネットーネの方が有名ですが私はこの生地だけのシンプルさが好きです。
ロゴを見るとどこかで見覚えが・・・パルマに住んでいた頃、ルームシェアーしていたイタリア人の同級生が夏休みに自宅へ招いてくれました。ヴェネトの片田舎。彼女のお母さんが車で近所のお菓子屋さんへ連れて行ってくれて、そこがこのサンレモというお菓子屋さんでした。包装紙にお菓子屋さんと、ご主人の顔が印刷されていて、私が日本人と分かるとご主人が日本でもうちのお菓子は売られているよと説明してくれました。確かにTokio を書かれています。日本人が絶対に行かないような田舎町に立派なお菓子屋さんが。イタリアは時々こういう驚きに出会いますが、まさかこのお店のお菓子に銀座で出会うとは!
ちなみにイタリアではよく、いただく直前に袋に同封されている粉砂糖をパンドーロの袋の中に直接入れ、袋の口をぎゅっと握り、皆の前で思いっきり袋を振って表面を粉砂糖で真白にしてから切り分けたりします。Johan では1年中売られているそうです。